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受賞 柳沈律師事務所のパートナー姚冠揚は「中国優秀知的財産権弁護士TOP 50」に入選

作者: | 更新しました:2020-09-14 | ビュー:


9月9日、柳沈律師事務所のパートナーである姚冠揚弁護士は「中国優秀知的財産権弁護士TOP 50」に入選され、これは姚弁護士の2回目の受賞になった。


今回の選考活動は、知的産権領域の有名なメディアの「知産力」と「知産宝」に共催され、関連するデータは知産宝データベースから収集され、2019年度の結審案件に基づいて、勝訴率、所属事務所及び弁護士の経歴、クライアント、典型的な判例、メディアの評価、受賞数、対応案件数、知名企業評審団による評議の合計8つの面より採点が行われた。



姚冠揚弁護士は専利に係る法律サービスの提供に専念し、複雑な専利無効、専利権侵害および審決取消訴訟、専利ライセンス交渉に関して豊富な実務経験を有する。専利の有効性分析、権利侵害分析、ライセンス交渉、知的財産デューデリジェンス、企業のパテントポートフォリオおよび戦略コンサルティング、ビジネス戦略の策定なども多く対応しておる。


顧客とのコミュニケーションが得意であり、案件状況に応じて全体的、適切な戦略を構築し、実用的な法律アドバイスを提供し、顧客の法的権利が最大限に得られるように努めておる。チームの責任者として、国内外で有名な企業の専利紛争案件を多く取り扱い、建設機械、紡織機械、生活用品、運動装備、ソフトウェア、通信、家電、医療機器などの分野をカバーしている。


姚冠揚弁護士に対応された下記案件は、各級裁判所に年度知的財産権の典型的な案件に入選された。

-     フランスのStäubliの代理人として対応した紡織機械特許侵害紛争案件は、「江蘇高級裁判所2013年度案件トップ10」に入選され、それに対応する審決取消訴訟案件は「中国最高裁2017年度指導案件」に入選された。この案件は「明細書の十分な開示」に対する判断には積極的な意義がある。

-     ルクセンブルグのIEEの代理人として対応した自動車シートベルトセンサー特許の審決取消訴訟は最高裁で最終的な勝訴を収め、最高裁の「2018年度典型的な案件トップ50」に入選された。この案件は進歩性判断の三ステップ法の適用及び技術課題の認定に指導を与えた。

-     AUXの代理人として対応したエアコン特許侵害紛争管轄権異議申立案件は、中国最高裁の「2018年度典型的な案件トップ50」に入選され、該案件によって、専利侵害紛争における管轄の問題が更に明確化された。

-    Qualcommの代理チームのチーム長として、Qualcomm vs. Appleの特許侵害紛争及び無効審判案件に全面的に対応した。この一連の案件は広州知財裁判所の「2019年度技術革新の支援と保障に関わる典型的な案件トップ10」、および「2019年度知的財産案件トップ10」に入選された。

-    Samsungの代理人として、Samsung vs. Huaweiの標準必須特許および非標準必須特許に関わる特許侵害紛争及び無効審判案件に全面的に対応した。この一連の案件は「2019年度広東省知的財産案件トップ10」と「2019年度深セン市知的財産案件トップ10」に入選された。


姚冠揚弁護士はいつも中国の知的財産法律システムの発展を留意し、知的財産のホットスポット課題を積極的に研究し、国際出版物で標準必須特許、特許訴訟の実務、特許の典型的な案件の分析、特許侵害賠償額、中国専利法律システムの分析などに関する文章を多く発表し、AIPPIフォーラム、INTAなどの国内外の知財会議で講演したこともある。 


受賞


司法部「千人の渉外弁護士タレントプール」(2018)

強国知的財産年度「ベストテン」専利弁護士(2019)

海澱区司法局「海澱区優秀弁護士」(2019)

知産力「中国優秀知的財産弁護士Top 50」(2019、2020)