このたび当事務所チームは、国際的に著名な半導体材料メーカーを代理し、同社のコア特許をめぐる無効審判事件に対応しました。国家知識産権局再審査・無効審判部は、依頼者が形式的瑕疵を補正した特許請求の範囲に基づき、当該特許の有効性を維持する審決を下しました。
半導体、特にチップ関連技術の市場競争が日増しに激化するなか、ハイエンド製造分野は業界各社が熾烈に争う核心領域となっています。本件の係争特許は、依頼者が当該分野で市場的優位性を確立する基盤となる最重要特許であり、競合企業による匿名の無効申立てを受け、同社の市場地位を揺るがす試みに直面していました。今回の有効維持審決は、依頼者のチップハイエンド製造分野における中核的知的財産権を法的に強固に守る重要な成果となります。
本件の核心的争点は、先行技術が本発明の技術課題を解決するための技術的示唆を備えているか否かに集中しました。当事務所チームは、対比先行技術文献を精緻に分析し、技術分野及び機能特性の観点から有効な論拠を構築しました。
また、本件は技術構成が極めて複雑で、技術的事実の整理が非常に困難な事案でした。当事務所は豊富な技術的知見を活かし、口頭審理において審判官団に対し、本件特許と先行技術の技術的相違点を平易かつ明確に説明し、事案の核心的事実を的確に立証しました。
法律論と技術論を有機的に融合させた主張を展開し、本件特許が進歩性を充足することを全面的に証明した結果、審判部は当事務所の主張を全面的に採用し、補正後の全請求項について有効維持の審決を確定させました。
今回の審決は、当該特許の高い革新性と法的安定性が公的に認められたことを意味し、依頼者の核心技術分野における市場的地位と商業的利益を支える強固な法的基盤を築きました。
本事案担当弁護士チーム:宋莉、詹承斌、金擬粲、楊艳