事務所ニュース

税関の知的財産権保護について、当事務所のパートナーである楊凱弁護士が中央テレビにインタビュー

作者: | 更新しました:2016-05-05 | ビュー:

4月26日は世界知的所有権の日である。世界知的所有権の日の報道を協力するために、当事務所のパートナーである楊凱弁護士は、北京税関が押収した「ELLE」商標権侵害製品に関る案件について、北京税関で中央テレビにインタビューされた。

楊凱弁護士は二十年間にわたって知的財産権案件の経験を積んでいた。世界各国が知的財産権の保護を重視するにつれ、楊凱弁護士が担当した知的財産権案件の数量も毎年ますます増えており、国内企業と海外企業の間の知的財産権紛争だけではなく、海外企業が中国での知的財産権紛争もある。ここ数年間に税関が押収した知的財産権案件のうち、我が国の企業が関与し敗訴した案件のほとんどは、外注生産段階でのチェックが厳格に行っておらず、または海外の知的財産権の情報を十分に把握していなかったからであると、楊凱弁護士はインタビューの中で紹介した。我が国の知的財産権税関保護条例には、中国は知的財産権侵害製品の輸入出を禁じる、と規定している。そのため、潜在的な知的財産権紛糾を防止するために、楊凱弁護士は国内の各メーカーと輸出会社に、「加工発注元の知的財産権の状況をチェックすること、即ち、中国で該当発注をする権利があるか、加工するブランドが発注元のブランドであるかをチェックするのは非常に重要である。できれば、該ブランドが国内で登録されているか、知的財産権の税関保護届出が提出されたか、国内で調査したほうがよい。それ以外に、知的財産権紛争による損失を避けるために、加工済みの製品の出荷先も確認したほうがよい」、とアドバイスした。

楊凱弁護士のインタビューされた内容は、中央テレビニュースチャンネルの「ニュース生中継ルーム」という番組で放送される。