先日、国家知識財産権局専利復審及び無効審判部は電池用セパレータに関する化学分野の特許1件を全て無効とする旨の無効審決を発行した。柳沈は請求人の代理人として本件に対応し、お客様の合法的な利益を保護した。
この特許は化学分野のものであり、請求項はパラメータに限定された複数の特徴に係わっており、請求人側にとっては非常に困難な案件である。
柳沈が本件に対応する前に、当該特許の侵害訴訟が提起され、1回目の無効審判において、特許権者が重要ではない請求項を削除することだけで特許が維持され、その後の審決取消訴訟でも審決が維持されたから、お客様にとって巨額の賠償を迫られるリスクがある。
柳沈は迅速にチームを結成して積極的に対応し、従来技術をしっかり調査し、これまで発見されなかった従来技術の文献を複数見つけて、無効審判全体のために堅固な基礎を築いた。また、パラメータに限定された特徴について、柳沈チームは技術の面で十分に準備し、各パラメータの作用、メカニズム及び経緯を全面的に分析するとともに、関連する証拠もしっかり用意した。最後に、この無効審判で勝訴し、お客様の利益を効果的に確保した。
本件に対応したチームメンバーは、副所長の邵亜麗、弁理士の詹承斌、金擬粲、金蘭である。