6月5日、国家知識産権局は「2022年度報告」を発行し、専利及び商標審査に関連する重要なデータを公開した。
報告によると、2022年に中国の発明専利出願量が161.9万件であり、そのうち、中国出願人による出願量が146.5万件であり、外国出願人による出願量が15.5万件である。2022年末までに、登録されて有効に維持されている発明専利保有量は421.2万件であり、そのうち、国内(香港、マカオ、台湾を含まない)出願人の発明専利保有量は328.0万件であり、外国出願人の発明専利保有量は86.1万件である。通年に非正常出願が95.5万件通報され、悪意のある商標登録出願を累計して37.21万件排除された。
さらに、報告において、2022年に審査効率と審査品質も大幅に向上し、発明専利出願の平均審査サイクルが16.5ヶ月まで減少し、高価値の発明専利出願の審査サイクルが13.0ヶ月まで減少し、商標登録出願の平均審査サイクルが4ヶ月まで減少し、一般的に商標登録サイクルが7ヶ月で安定して維持されている。専利復審請求の結審サイクルは平均で17.2ヶ月であり、専利無効審判請求の結審サイクルは平均で5.7ヶ月であることが示された。
発明専利に関連するデータ
出願量 |
総量 |
161.9万件 |
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同期比 2.1%増加 |
中国出願人 |
146.5万件 |
総量の90.4% |
同期比 2.6%増加 |
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外国出願人 |
15.5万件 |
総量の9.6% |
同期比 2.0%低下 |
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登録量 |
総量 |
79.8 万件 |
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同期比14.7%増加 |
中国出願人 |
69.6万件 |
総量の87.1% |
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外国出願人 |
10.2万件 |
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有効発明専利 保有量 |
総量 |
421.2 万件 |
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同期比17.1%増加 |
中国出願人 |
328.0万件 |
総量の77.9% |
同期比 21.3%増加 |
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外国出願人 |
86.1万件 |
総量の20.4% |
同期比 4.5%増加 |
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復審 |
受理 |
10.5万件 |
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同期比 38.1%増加 |
結審 |
6.3万件 |
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同期比 16.1%増加 |
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拒絶査定 の取り消し |
48.8% |
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拒絶査定の維持及びその他 |
51.2% |
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無効審判 |
受理 |
7095 件 |
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同期比 7.0%低下 |
結審 |
7879件 |
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同期比 11.5%増加 |
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全部無効 |
27.9% |
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一部無効 |
15.4% |
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専利権 の維持 |
56.7% |
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2022年の中国出願人による専利登録量ランキングから見ると、Huawei、テンセント、OPPOは、トップ3にランクされた。2022年に外国出願人による専利登録量のTOP10の企業は以下の図に示すように、Samsungは1785件で第1順位を付け、TOYOTAは1729件で第2順位を付け、QUALCOMMは1231件で第3順位を付けた。
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