8月14日に、上海警察は被害総額が約3億元の、アニメーションフィギュア模倣品に関する大規模な商標権侵害事件を通報した。
今年6月に、上海の複数のアニメーションショップでフィギュア模倣品を販売していたことを、上海警察が調査により把握した。被疑模倣品は、「バンダイ」、「任天堂」等複数の有名ブランドの20種類あまりの製品に関する。商標権者への確認によって、全ては商標権侵害製品だと判断された。
約2ヵ月の捜査を経て、これら模倣品は、東莞にあるメーカが製造し、広州の倉庫から各地に販売するものであることが判明した。上海警察は広州警察の協力で広州、東莞で一斉摘発を行い、模倣品製造用金型約1200件、加工機械、輸送車両等の犯行道具と、100万件余りの侵害品を現場で押収し、25人の容疑者を逮捕した。被害総額は約3億元である。
案件は現在も引き続き審理中である。
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